【保存版】遺品整理チェックリスト|プロが教える手順と注意点

「遺品整理、何から始めればいいんだろう……」

大切な方を亡くされた後、ご実家に残された大量の遺品を前に、途方に暮れていませんか?

その気持ち、よくわかります。

私たちカタヅケにも、「何を残して、何を処分すればいいかわからない」「大事な書類を誤って捨ててしまいそうで怖い」というご相談が毎日のように届きます。

遺品整理は、物を片付けるだけの作業ではありません。故人の人生に触れ、思い出と向き合う時間でもあります。だからこそ、焦らず、抜け漏れなく進めたいですよね。

この記事では、遺品整理の完全チェックリストをご紹介します。「これだけ確認すれば安心」という項目を網羅しましたので、ぜひお手元に置いて進めてみてください。

遺品整理で思い出の品を丁寧に仕分けしている様子

遺品整理を始める前に確認すべき5つのこと

遺品整理に取りかかる前に、まず確認しておきたいことがあります。

いきなり片付けを始めてしまうと、「あの書類、どこにあったっけ?」「これ、捨てちゃダメだったの?」と後悔することも。

最初にこの5つを押さえておくと、スムーズに進められます。

遺言書・エンディングノートの有無を確認

遺品整理の前に、必ず遺言書があるかどうかを確認してください。

遺言書には「この品は◯◯に渡してほしい」「△△は処分しないでほしい」といった故人の意思が記されていることがあります。これを知らずに片付けを進めてしまうと、取り返しのつかないことになりかねません。

探す場所の例:

  • 仏壇や神棚の引き出し
  • 金庫やタンスの奥
  • 銀行の貸金庫
  • 公証役場(公正証書遺言の場合)

また、エンディングノートがあれば、故人が「残してほしいもの」「処分してほしいもの」を書き残していることもあります。見つけたら、遺品整理の参考にしてください。

相続人の確認と連絡

遺品は相続財産です。勝手に処分すると、後から「私も相続人なのに、何も聞いてない」とトラブルになることがあります。

遺品整理を始める前に、相続人全員に連絡を取り、了承を得ておくことが大切です。

先日ご相談いただいたお客様も、「兄弟に相談せずに片付けを進めて、後から揉めてしまった」とおっしゃっていました。事前の一声が、家族関係を守ることにもつながります。

スケジュールと期限の把握

遺品整理には、いくつかの「期限」があることをご存知ですか?

特に注意したい期限:

  • 相続放棄の期限:相続開始を知った日から3ヶ月以内
  • 準確定申告:相続開始を知った日から4ヶ月以内
  • 相続税申告:相続開始を知った日から10ヶ月以内
  • 賃貸物件の退去:契約内容による(多くは1〜2ヶ月以内)

賃貸物件にお住まいだった場合は、退去期限までに遺品整理を終わらせる必要があります。期限から逆算してスケジュールを立てましょう。

必要な道具・準備物をそろえる

自分で遺品整理をする場合は、事前に道具を準備しておくと効率的です。

基本の準備物:

  • 段ボール箱(多めに)
  • ゴミ袋(自治体指定のもの)
  • 軍手、マスク、エプロン
  • ガムテープ、油性マジック
  • カッター、ハサミ
  • 台車(重い物の運搬用)

ホームセンターで一式そろえることができます。

家族間での役割分担を決める

遺品整理を家族で進める場合、「誰が何をするか」を最初に決めておくと、トラブルを防げます。

「私ばかりが大変な思いをしている」「あの人は何もしない」——こんな不満が積み重なると、家族関係にヒビが入ってしまうことも。

役割分担の例:

  • 実家の近くに住む兄が現場作業を担当
  • 遠方の妹は連絡・手続きを担当
  • 費用は均等に負担
遺品整理のチェックリストを確認する様子

【保存版】遺品整理チェックリスト一覧

ここからは、具体的なチェックリストをご紹介します。

印刷してお使いいただくこともできますので、ぜひご活用ください。

貴重品・重要書類チェックリスト

まず最優先で確認すべきは、貴重品と重要書類です。これらは相続手続きに必要になることが多いので、絶対に誤って処分しないでください。

貴重品・重要書類チェックリスト

カテゴリ確認項目
法的書類遺言書、土地・建物の権利証、各種契約書
金融関連預金通帳、印鑑、キャッシュカード、有価証券
保険・年金生命保険証書、年金手帳、健康保険証
身分証明運転免許証、パスポート、マイナンバーカード
貴金属・現金現金、貴金属、宝石類、骨董品

これらは、タンスの引き出しや押入れの奥、仏壇の中など、意外な場所から見つかることがあります。片付けの際は、袋や箱の中身を必ず確認してから処分してください。

手続き関連チェックリスト

遺品整理と並行して、さまざまな手続きも必要になります。

手続き関連チェックリスト

手続き項目届出先期限目安
死亡届市区町村役場7日以内
年金受給停止年金事務所14日以内
健康保険証の返却市区町村役場14日以内
相続放棄(する場合)家庭裁判所3ヶ月以内
準確定申告税務署4ヶ月以内
相続税申告税務署10ヶ月以内

手続きの詳細は、お住まいの自治体のホームページでも確認できます。愛知県にお住まいの方は、愛知県公式サイトも参考にしてみてください。

各部屋別チェックリスト

部屋ごとに見落としがちなポイントをまとめました。

【リビング・居間】

  • テレビ台の引き出し(現金やカードが入っていることも)
  • 本棚の本の間(へそくりが挟まっていることも)
  • 仏壇の中と引き出し

【寝室】

  • タンスの引き出しの奥
  • ベッドの下、マットレスの下
  • 押入れの天袋

【キッチン】

  • 冷蔵庫の上・後ろ
  • 食器棚の奥(通帳が入っていたケースも)
  • 缶や瓶の中(現金を隠していることがある)

私たちカタヅケの現場でも、「まさかこんな場所に!」という発見はよくあります。先日も、食器棚の奥から古い通帳が出てきて、お客様が驚かれていました。

遺品整理で絶対に捨ててはいけない重要書類

絶対に捨ててはいけないもの15選

遺品整理で「これは捨てても大丈夫だろう」と思ったものが、実は大切な書類だった……。そんな失敗は避けたいですよね。

ここでは、絶対に捨ててはいけないものをリストアップしました。

法的書類・権利証

  1. 遺言書:開封せずに家庭裁判所で検認手続きが必要
  2. 土地・建物の権利証(登記済権利証、登記識別情報):不動産の名義変更に必要
  3. 各種契約書:賃貸契約、保険契約、ローン契約など
  4. 戸籍謄本・住民票の控え

金融関連書類

  1. 預金通帳・証書:古い通帳でも残高があることがある
  2. 印鑑(実印・銀行印)
  3. キャッシュカード・クレジットカード
  4. 株券・債券・有価証券
  5. 生命保険証書:保険金請求に必要

身分証明書・その他

  1. 運転免許証・パスポート:本人確認に使用する場合がある
  2. マイナンバーカード
  3. 年金手帳・年金証書
  4. 健康保険証・介護保険証
  5. デジタル遺品に関するメモ(ID・パスワードなど)

注意
判断に迷ったら、捨てないで!

「これは必要かな?」と迷う書類があったら、まずは保管しておきましょう。一度捨ててしまうと取り戻せません。専門家や業者に相談してから判断しても遅くはありません。

なお、デジタル遺品(パソコン、スマートフォン、SNSアカウントなど)の取り扱いも増えています。パスワードがわからない場合は専門業者に相談することをおすすめします。

遺品整理を効率的に進める手順

遺品整理の進め方|効率的な7ステップ

「何から手をつけていいかわからない」という方のために、遺品整理の具体的な進め方をご紹介します。

この順番で進めると、効率よく、後悔なく進められます。

ステップ1:スケジュールを立てる

まずは、いつまでに終わらせるかを決めましょう。賃貸物件の場合は退去期限、持ち家の場合でも相続税申告(10ヶ月以内)などの期限があります。ゴールを決めてから逆算すると、計画が立てやすくなります。

ステップ2:貴重品・重要書類を探す

片付けを始める前に、貴重品と重要書類を先に探し出しておきます。遺言書、通帳、印鑑、権利証、保険証書……。これらは片付けの途中で紛れてしまうと大変です。最初に別の箱にまとめておくと安心です。

ステップ3:仕分けのルールを決める

遺品を仕分ける際は、シンプルなルールを決めておくとスムーズです。

基本の仕分けカテゴリ:「残すもの」「譲るもの」「売るもの」「処分するもの」「保留」の5つに分けると整理しやすくなります。

ステップ4:部屋ごとに片付ける

一度に全部やろうとすると、途中で心が折れてしまいます。「今日はリビングだけ」「週末は寝室」というように、部屋ごとに区切って進めるのがコツです。小さな達成感を積み重ねることで、モチベーションを保てます。

ステップ5:思い出の品は最後に

写真、アルバム、手紙……。思い出の品を見始めると、手が止まってしまいますよね。これらは最後にまとめて整理することをおすすめします。先に他の物を片付けてしまえば、時間的にも精神的にも余裕を持って向き合えます。

ステップ6:不用品を処分する

仕分けが終わったら、不用品を処分します。自治体のゴミ収集、リサイクルショップ、不用品回収業者、遺品整理業者など、状況に応じて使い分けましょう。自治体の粗大ゴミは予約が必要な場合が多いので、早めに申し込んでおくと安心です。

ステップ7:清掃・引き渡し

遺品の片付けが終わったら、部屋の清掃をして終了です。賃貸物件の場合は、管理会社や大家さんに連絡して退去手続きを進めます。持ち家の場合も、売却や解体を予定しているなら、不動産会社への相談が必要です。

「一人では物量が多すぎて……」「仕事が忙しくて時間が取れない……」という方は、私たちにご相談ください。出張見積もり無料で、お客様のご事情に合わせた最適なプランをご提案します。

遺品整理を自分でやるか業者に依頼するか比較検討

自分でやる vs 業者に依頼|判断基準

「自分たちで片付けるべき? それとも業者に頼んだほうがいい?」

この判断に迷う方はとても多いです。それぞれのメリット・デメリットを整理してみましょう。

自分で片付ける場合

メリット:費用を抑えられる(処分費のみ)、思い出の品を自分のペースで整理できる、故人との最後の時間としてゆっくり向き合える

デメリット:時間がかかる(数週間〜数ヶ月)、体力的な負担が大きい、精神的につらくなることがある

業者に依頼する場合

メリット:短期間で終わる(1日〜数日)、体力的な負担がほぼない、仕分け・運搬・処分をすべて任せられる、貴重品の見落としを防げる(プロの目)

デメリット:費用がかかる、業者選びに注意が必要

自分で片付ける vs 業者に依頼

項目自分で片付ける業者に依頼
費用処分費のみ(数千円〜)5万円〜18万円程度
期間数週間〜数ヶ月1日〜数日
体力的負担大きいほぼなし
精神的負担大きくなりやすい軽減される

業者に依頼したほうがいいケース

以下のような場合は、業者への依頼をおすすめします。物量が多く一人では手に負えない、遠方に住んでいて何度も通えない、賃貸物件の退去期限が迫っている、仕事が忙しくまとまった時間が取れない、精神的につらくて一人で向き合えない——。このような状況の方は、プロの力を借りることで負担を大きく軽減できます。

費用相場の目安として、私たちカタヅケでは2LDKで約9万円〜12万円、3LDKで約12万円〜18万円です。見積もり金額で確定、追加料金なしの明朗会計なので、安心してご依頼いただけます。詳しい料金は料金ページをご覧ください。

遺品整理でよくある失敗と回避方法

よくある失敗と回避方法

遺品整理の現場で、私たちがよく耳にする「失敗談」をご紹介します。同じ失敗を繰り返さないために、参考にしてください。

失敗1:大切な書類を捨ててしまった

「古い封筒だと思って捨てたら、中に土地の権利証が入っていた……」このような失敗は、本当によくあります。

回避方法:封筒や袋は、必ず中身を確認してから処分する。判断に迷うものは「保留ボックス」に入れておく。

失敗2:兄弟に相談せずに進めてトラブルに

「自分が近くに住んでいるからと、一人で片付けを進めたら、後から兄弟に『勝手に捨てた』と責められた……」

回避方法:片付けを始める前に、相続人全員に連絡を取る。処分する物はLINEなどで共有して、了承を得てから。

失敗3:精神的に参ってしまった

「写真やアルバムを見ていたら、悲しみが押し寄せてきて、作業が止まってしまった……」

回避方法:思い出の品は最後に回す。一人で抱え込まず、家族や業者のサポートを借りる。無理をしない。

私たちカタヅケでは、お客様の気持ちに寄り添いながら作業を進めます。「これはどうされますか?」と一つひとつ確認しながら進めるので、「勝手に捨てられた」ということはありません。

遺品整理についてよくある質問

よくある質問

遺品整理は、いつから始めるべきですか?

法的な決まりはありませんが、四十九日を過ぎてから始める方が多いです。ただし、賃貸物件の場合は退去期限があるため、早めに取りかかる必要があります。気持ちの整理がつかない場合は、無理をせず、業者に相談することも選択肢の一つです。

一人で遺品整理をするのは無理でしょうか?

物量が少なければ可能ですが、一軒家や物が多いお宅の場合は、数週間から数ヶ月かかることもあります。時間や体力に余裕がない場合は、家族の協力や業者への依頼を検討してください。

遺品整理業者に依頼すると、費用はどのくらいかかりますか?

間取りや物量によって異なりますが、カタヅケでは1K〜1DKで5万円〜8万円、2LDKで9万円〜12万円、3LDKで12万円〜18万円が目安です。出張見積もり無料、見積もり金額から追加料金なしの明朗会計です。

遺品の中に価値があるものがあるか心配です。

私たちカタヅケでは、仕分けの際に「これは売れるかも」というものは必ずお声がけします。また、提携している買取サービス(ウレルヤ)をご紹介することも可能です。

遺品整理の当日、立ち会いは必要ですか?

カタヅケでは、常時立ち会いは不要です。最初にお打ち合わせをして、途中で確認が必要な場合はご連絡します。お仕事などで忙しい方も安心してご依頼いただけます。

遺品整理後のきれいな部屋

まとめ

遺品整理のチェックリストと進め方についてお伝えしてきました。

この記事のポイント
・遺品整理を始める前に、遺言書・相続人・スケジュールを確認する
・貴重品・重要書類は絶対に捨てない(通帳、印鑑、権利証、保険証書など)
・仕分けは「残す・譲る・売る・処分・保留」の5つに分ける
・思い出の品は最後に回すと、心の余裕を持って向き合える
・一人で抱え込まず、家族や業者のサポートを借りる

遺品整理は、故人の人生に触れ、想いを受け継ぐ大切な時間です。

「やらなきゃ」と焦る必要はありません。でも、いつまでも先延ばしにしていると、手続きの期限が過ぎてしまったり、精神的な負担が増えてしまったりすることも。

まずは、このチェックリストを使って「何をすべきか」を整理してみてください。

一人で抱え込まなくて大丈夫です。私たちカタヅケが、あなたの一歩をお手伝いします。

まずは無料相談から始めてみませんか?

「一人で抱え込まなくて大丈夫です」——私たちカタヅケは、お客様の気持ちに寄り添いながら、大切な思い出の品を一つひとつ丁寧に仕分けします。 見積もり無料、追加料金なし。365日対応で、お客様のご都合に合わせて柔軟にスケジュール調整いたします。

電話:0120-555-216(年中無休)
LINE相談:https://jikkakatazuke.jp/line/
お問い合わせフォーム:https://jikkakatazuke.jp/inquiry/